19Aug.2020
sacai 2020 Autumn & Winter collectionより、テキスタイル、インテリア、家具のデザインを手掛けたことで著名なアメリカのアーティストAlexander Girard（アレキサンダー・ジラード）との初めてのコラボレーションによるアイテムが登場。sacai 2020 Autumn & Winterの立ち上がりに合わせて、sacaiのウィメンズ、メンズコレクションを取り扱うsacai直営店、その他sacai取扱店にて8月22日より展開。sacai の公式オンラインストア、sacai THE storeでは8月26日より発売。
Alexander Girardの代表作であるタイポグラフィを用いたアートワークにsacaiのロゴを加え、特別なカラーリングでアレンジ。サテンやシフォンなど、様々なファブリックに落とし込む。規則正しく直線的なAlexander Girardのタイポグラフィを表現するために四角く裁断した生地を使用しながらも、sacaiならではのテクニックを通して、流動的で曲線的、エレガントなシルエットの洋服へと変形。
ウィメンズではドレスやスカート、トップス、バッグ、ブーツなど様々なアイテムで展開。同柄のファブリックを使用した、ジャケットやシャツなどのメンズアイテムのほか、ユニセックスサイズのTシャツ、フーディなどのアイテムも展開。メンズアイテムのみ9月19日（土）より発売。
About Alexander Girard
1907年にニューヨーク市で生まれたAlexander Girardは、戦後のアメリカデザインの第一人者のひとり。建築家として訓練を受けたが、ほぼすべての設計分野に精通しており、彼の幅広い作品のなかで主に焦点を当てたのはテキスタイルデザインだった。GirardはHerman Millerカンパニーのために多数のファブリックを作成し、さまざまな色構成で抽象的なフォルムと幾何学模様を採用した。彼の手掛けた室内装飾用のファブリック多のくは、いかなる時代にも即し、注目され続け、現在も製造されている。
もともと建築を学んでいたGirardは、家具、エキシビション、インテリア、グラフィックデザインの分野に渡る自身の長いキャリアの中で名を馳せた。 さらに彼は、民芸の世界における最も重要なコレクターのひとりでもあった。彼が「おもちゃ」と呼ぶものに対する彼の情熱が、彼を世界中のあらゆる場所へと導き、彼の10万6000点にも及ぶコレクションはニューメキシコ州サンタフェの国際民芸美術館（Museum of Folk Art）に寄贈された。キャリア全体を通してさまざまな分野で活躍したGiradは、ボリュームと創造性の両方で驚異的な作品を多数残している。彼の作品を世界と共有することを使命に、Alexander Girardのレガシーおよびアーカイブの設計を保存、および促進するGirard StudioがGirardファミリーによって設立された。